テレビ番組で学ぶビジネスの失敗法則

皆様、こんにちは。

元探偵、略して「モトタン」のブログへお越しいただき、

ありがとうございます。

 

先日、ビジネスの成功法則に関する記事を掲載しました。

 

 

fomerdetective050327.hatenablog.com

 

その内容は、ビジネスには絶対的な成功法則はありませんが、ビジネスの成功率を上げるために、失敗法則を学ぶべきというものでした。

その学び方は、昔のテレビ番組である「愛の貧乏脱出大作戦」をビジネスの失敗法則を抽出する方法です。

 

そこで、今回は、私が起業当時にこの番組から抽出したビジネスの失敗法則を書きたいと思います。

 

抽出したビジネス失敗法則

私の考えるビジネスの失敗法則は、以下の3つです。

 ①汚い

 ②元気がない

 ③迷走している

この3つは、どの志願者でも一つはあてはまっていた共通項でした。

まったく技術のない方でも、反対に、ホテルの副料理長を務めていた方でも、3つのうちのどれかに該当していれば、経営がうまくいっていませんでした。

 

では、それぞれを具体的にご説明します。

 

①汚い

これは、多くの志願者があてはまっていました。

志願者のお店や道具が、飲食店とは思えないレベルで汚かったです。

反対に、達人と呼ばれる方々のお店は、どんなに忙しくても清掃が行き届いていました。

 

これは、依頼者のズボラな性格が表面的に現れているものだと思います。

ズボラな性格だからこそ、お店や道具の清掃が出来ず、そのズボラさが料理にも出ていると感じます。

心理学的な話ですが、人は一貫性を無意識に求めるものであり、一つのことにズボラさが出ると、全てのことにズボラさが出てしまいます。

 

このお店が汚いというのは、やはりお客さんの目から見てもいいものではないので、

敬遠されたと思います。

 

②元気がない

これは、料理人として高い技術を持っている人に多かったです。

お客さんがお店に来ても挨拶がない、あっても声が小さく聞こえない等、

お客さんとの会話が全くと言ってなかったです。

 

大きな声で挨拶が必要!とは思いませんが、最低限の挨拶は必要だと考えます。

 

③迷走している

これも、多くの志願者にあてはまる項目です。

簡単に言うと、メニューに一貫性がないというものです。

何でも屋とは聞こえがいいですが、中華料理屋なのに、メニューにオムライスがあるのは、さすがにおかしいと思いませんか?

他にも、イタリアンなのに和食メニューがある、お寿司屋なのにハンバーグ定食がある等、なかなかの節操のなさでした。

これは、お客さんが寄り付かず売上がないため、メニューを増やして顧客獲得を狙った

ものだと考えられます。

しかし、お客さんからすると、どっち付かずでどちらも中途半端なのではないかという、推論が働いてしまいます。

そうなると、やはり一つのジャンルのメニューを提供しているお店に行こうとするのが、お客さんの心理だと思います。

 

以上のように、飲食店の失敗例から3つを抽出しましたが、これらは業種を問わず、どのあてはまるものだと思います。

 

調査会社でも、事務所が汚ければ仕事も雑なのではないかに心配され、元気がなければ顧客からの信用を得ることができないと感じさせ、迷走しているとちゃんと調査できるのかと不安に思われ、結果的に依頼されず廃業になります。

 

もう一度書きますが、

 ①汚い

 ②元気がない

 ③迷走している

これらの内、一つでもあてはまればビジネスに失敗します。

これが、「愛の貧乏脱出大作戦」というテレビ番組から学んだ、ビジネスの失敗法則です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。