皆様、こんにちは。
元探偵、略して「モトタン」のブログへお越しいただき、
ありがとうございます。
企業の10年生存率が6.4%の現代、企業が生き残り続けるには常に売上を上げ続けるしかありません。
そのためには、常に新しいヒット商品を生み出し続けるしかないと考えています。
私も、調査会社では常に新しいサービスはないかと考えていました。
その際、ヒット商品を生み出し続けるには、3つの視点があると感じました。
そこで、ヒット商品を生み出し続けるための視点を記事にしたいと思います。
ヒット商品を生み出し続ける3つのT
売れるヒット商品を生み出し続けるには、3つのTの視点が必要と考えます。
その3つのTとは、以下のものです。
①タイム
②タイミング
③テーマ
では、具体的にご説明します。
①タイム
これは、時代を読むという視点です。
つまり、今どんな時代なのかを読むということです。
②タイミング
これは、商品を売り出す時期を計るという視点です。
つまり、いつその商品を売り出すのか、その時期を読むということです。
③テーマ
これは、世の中では何を求めているのかという視点です。
つまり、今現在において、人は何を求めているのかを読むということです。
自分の事業とどうマッチさせるのかということです。
この3つの視点は、相互関係を持ち、これらを読む事でヒット商品を作ることができると考えています。
3つのTでみる企業戦略
この3つのTの視点を持って、企業戦略を分析すると、ビジネススキルは格段に上がります。
例えば、健康診断の結果により保険料が引き下がるという保険商品の場合
①タイム
現在、健康ブームが到来しています。
ライザップやファスティング等、様々な健康法が世間では注目されています。
その時代に、このような戦略は、時代にあった商品と考えられます。
②タイミング
この商品の発売は、3月下旬でした。
タイミング的には、多くの企業が行う健康診断のタイミングとは外れているように思います。
しかし、3月下旬といえば、子どもの独立や昇格・昇給前であり、保険を見直す時期といえます。
そのため、商品の発売は、保険を見直すという観点から良いタイミングだったと思います。
③テーマ
この保険は、健康であれば保険料が引き下がり、病気になれば保険金が支払われます。
本来、保険とは、病気になれば保険金が支払われるという認識しかありません。
しかし、この保険は、健康時でも保険料の引き下げという理由で認識されます。
しかも、健康ブームにより、人々に健康に気を遣っている時代です。
健康にもなれて、保険料も引き下がるという一石二鳥感を持たせるテーマも良いと思います。
テーマの選定を間違えるのは命取り
さて、ここまでヒット商品を生み出し続けるには、3つのTが大事とお伝えしました。
その中でも、私は、テーマの選定が一番大事だと考えています。
私は、調査会社時代、浮気調査に加えて、別れさせ屋も行っていました。
別れさせ屋は、ターゲットと親密な関係を築くことが多かったです。
そのため、この親密な関係を築くノウハウが商品になるのではないかと考えました。
そして、恋愛のコーチングという新事業を開始しました。
結果からいうと、大失敗でした。
なぜなら、自分が行えることは、人ができるとは限らなかったからです。
そのため、事業の立ち上げから6ヶ月ほどで、一人の成功者を出すことなく、終了しました。
それから一切、恋愛成就の事業を行いませんでした。
恋愛アドバイスよりも、恋愛工作の方が私たちの会社には合っていたと思います。
そして、それが調査会社に求められた世間の声ではないかと思います。
それを間違えたため、事業がうまくいかなかったと今では思います。
これを間違えていなければ、恋愛成就の事業も未だに継続していたと思います。
現に、この事業を行っている会社もあるため、一定の市場は確保されていますし。笑
時代とタイミングと考えながら、自分にはどうやってアプローチするのか、
これがビジネスではとても大事だと感じます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。