仲間と起業する時に大事なもの

皆様、こんにちは。

元探偵、略して「モトタン」のブログへお越しいただき、

ありがとうございます。

 

皆様は、「起業する時は一人で会社を興すべき」という話を聞いたことはありませんか?

複数人だと意思決定が遅くなる、お互い干渉しあう、情報共有に時間が取られる、等々あり、

結果的に相手をわずらわしく思ったり、仲違いしたりし、最終的に仲間がバラバラになる、ということが言われているからです。

 

私は、この原因を「企業理念」の共有が出来ていないためだと考えています。

「企業理念」と難しいことを言っていますが、簡単に言えば「起業した目的」です。

この目的がしっかりと共有できていなければ、相手が行動した時、何故それを行ったのか、それを行ってどうしたいのか、分かり合えず、常に確認しあう必要があります。

反対に、目的がしっかりと共有できていれば、相手がどのように業務を行っていくか、概ね想像できます。

なぜなら、手段はどうであれ、ゴールは自ずと一つに絞られるからです。

そのため、「企業理念」である「起業の目的」は、共同経営者との間でしっかりと共有すべきです。

これができていれば、複数人での起業は、問題ないと考えています。

 

調査会社の起業当初

前回の記事でも書きましたが、私は一人で起業していません。

中学の先輩と一緒に起業しました。

このように聞けば、先輩が実権を握り、私は下っ端で働いていた、というイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。

でも、実際は、対等に経営を行っていました。

しかも、意思決定もスムーズに出来、お互い干渉しあうこともありませんでした。

情報共有は、しっかり行っていましたが、時間をとられることもありませんでした。

うまくいった理由は、起業の目的を徹底的に話し合ったからと考えています。

 

調査会社の企業理念

例えば、皆様が調査会社へ浮気調査を依頼する場合には、何を目的に依頼しますか?

相手が浮気をしているか、していないかを知るだけですか?

本当の目的は、その事実があった場合に、別れるか否かを決めるためではないでしょうか?

結論を選択するために、情報が必要、これが調査会社へ依頼する人の考えだと思います。

私たちは、依頼者のニーズは、ここにあると定めました。

これにより、「企業理念」を「全ての情報は、顧客のために」と設定しました。

これだけ読むと、当たり前の内容です。

しかし、この理念の中には、依頼者が未来を決めるために必要な情報は、全て提供する!という意味が含まれています。

これを達成するために、尾行や写真撮影等の情報収集を行っていました。

また、これを念頭に置いて、調査方針を決めていたので、打合せ等もスムーズに行うことができ、調査業務に集中して取り組むことが出来ていました。

 

「企業理念」の重要性

「起業する時は一人で会社を興すべき」という定説を覆し、複数人で起業し、スムーズに業務を行うためには、しっかりと話し合い、「企業理念」である「起業の目的」の共有が大事です。

これがしっかりと出来ていれば、打合せに時間が取られず、集中して業務を行えます。

 

長文ですが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。