皆様、こんにちは。
元探偵、略して「モトタン」のブログへお越しいただき、
ありがとうございます。
皆様は、初対面の人と会う時、どんな顔で会っていますか?
緊張して仏頂面ですか?
眉間にしわを寄せたしかめ面ですか?
人は、相手を敵か味方か判断する場合、0.2秒で決めていることをご存知ですか?
そこで、自分の表情を利用して、人間関係をうまく形成するには、どうすればよいかをお話したいと思います。
脳の構造
そもそも、人間の脳は、太古の脳の基本構造を保ったまま、
地層のように次の脳が積み重なって進化してきたといわれています。
それが、①爬虫類脳、②哺乳類脳、③人間脳の3種類あります。
①爬虫類脳:反射脳
これは、生命維持のための本能と言われており、汗をかいたり、寒くて震えたりする、
反射的に行動するための脳といわれています。
②哺乳類脳:情動脳
これは、情動的な感情を司るものであり、微笑んだり、怒ったりする、感情を感じる脳といわれています。
③人間脳:理性脳
論理的で未来的な思考を司るものであり、将来のために勉強する等の未来のために行動する脳といわれています。
この中でも、①爬虫類脳は、生命維持のために働く、いわば生きるための脳です。
この脳は、反射的に物事を判断します。
つまり、反射的に、今は生命の危険か否かを判断するということです。
そのため、目の前の人間が、自分の命に危機をもたらすのか否かを、
反射的に判断するということです。
その時間が0.2秒です。
そして、爬虫類脳で目の前の相手が敵か味方かを判断したあと、
その相手にどのような感情を持つかが決まります。
味方と判断すると嬉しいや楽しいと感じ、敵と判断すると怖いやムカつくと感じます。
次に、その感情に合わせて、未来のために行動を行います。
味方だと交友を深めようとし、敵だと排除するよう行動します。
つまり、0.2秒の内に味方と判断されなければ、将来的に排除される可能性が高くなるということです。
これが、第一印象で人の見る目が決まる、というメカニズムだと考えています。
良好な人間関係を形成するため
私は、調査員や別れさせ屋の業務を遂行するために、数々の人と人間関係を形成してきました。
特に別れさせ屋は、相手と恋愛関係になることが目的であるため、
初対面から良い印象を持たれるように仕向ける必要がありました。
そのため、初対面では、作り笑顔と悟られないための笑顔を作っていました。
作り笑顔は、目が笑っていなかったり、笑顔からすぐに真顔になったり、と結構バレます。
バレると、一瞬で敵と判断されることが多いです。
そのため、笑顔から真顔にゆっくりと戻ることを、特に気をつけていました。
これは、初対面で特に効果を発揮しますが、初対面でなくても効果はあります。
相手に好印象を与え、良好な人間関係を築くために、少し作り笑顔の練習をしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。