皆様、こんにちは。
元探偵、略して「モトタン」のブログへお越しいただき、
ありがとうございます。
前回、心理学の「カラーバス効果」を利用した誰でもできる、観察力の身に付ける方法と、
身に付けた観察力をさらに磨いて鍛える方法の記事をあげました。
fomerdetective050327.hatenablog.com
今回は、観察力と似ている「洞察力」について、お話したいと思います。
観察力と洞察力の違い
私は、観察力とは入り口で、洞察力とは出口までの道筋、だと考えています。
例えば、あなたの配偶者や恋人の浮気を疑った時に、相手の目が右上を見たとします。
あなたは、その動きを見て、「嘘をついている」という結論に至りました。
まず、相手の目が右上を見たことを認識した能力が「観察力」です。
そして、その動きから、「人は嘘をつく時、話のつじつまを合わせるため、言語を司る左脳が働く。左脳は右半身を支配する脳である。そして、嘘をつくために言葉を選ぶため、目線が右上を向く。」と考え、嘘をついていると判断しました。
この判断するための理由付けが、「洞察力」です。
つまり、物事の認識力である「観察力」に対して、「洞察力」は結論に至るまでの思考力だと考えています。
洞察力を身に付け、鍛える方法
思考力である「洞察力」を身に付ける方法は、簡単です。
考える習慣を身に付ければいいからです。
と、聞くと、何を考えていいかわかりませんよね?
私もそうです。
上司から「自分なりに考えろ。」って言われますが、
そもそも何の指標もないに何を考えるねん!って、いつも思います。
それで、指示したつもりになんか?と思います。笑
さて、この考える習慣を身に付けるには、まず結論までの道順(理由付け)をいくつも自分の中にストックすることから始まります。
道順をたくさんストックすることで、自分の中の指標が少しずつできてきます。
また、洞察力を鍛える方法も、ストックしている道順をさらに増やすことが大事だと考えています。
つまり、洞察力を鍛えるには、出口までの道順の量を多くストックし、自分なりの指標を身に付けることが必要だと考えます。
一言でまとめると、観察力とはアンテナの量で、洞察力とは道順の量だと思います。
観察力と洞察力の関係
私は、観察力と洞察力は、車の両輪のようなものと考えています。
観察力は認識することで物事を考えるきっかけを生み出し、
洞察力は考えることで新たに物事を観る視点を生み出します。
そのため、観察力と洞察力は、相互に支え合い、お互いの能力が高くなると考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。