皆様、こんにちは。
元探偵、略して「モトタン」のブログへお越しいただき、
ありがとうございます。
皆様は、起業家が「起業する時は、まずやってみる」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
しかし、いきなり起業するのは、不安でいっぱいなのが正直なところではないでしょうか?
そのため、起業する前の行動としては、起業について調べたり、勉強したりしてしまい、
起業がどんどん後回しになってしまっているのではないでしょうか?
しかし、実は、この勉強という行動がドンドン不安を募らせる行動なのです。
今回は、後回しにしてしまう心理と、勉強しているはずがドンドン不安を募らせるメカニズムを紹介します。
後回しする人の心理
起業を決意した人がまずする行動としては、やはり勉強が多いです。
これは、今まで経験したことがないものに対して深く知ろうとする心理が働いた結果、
勉強をする、という行動になるのだと思います。
しかし、起業において、勉強する内容はかなり広範囲になります。
まず、起業する業務内容、経理分野、法律分野等々、分野だけでも多いです。
しかも、各分野内でもさらに細分化できます。
法律分野で言えば、起業する業務に関する業法をはじめ、民法、商法など。。。
上げればキリがありません。
この全てを勉強しなければ起業できないと考えてしまい、勉強が終わるまで起業をしない。
これが、起業を後回しにしてしまう人の心理ではないかと思います。
勉強すればするほど、不安が募ってしまうメカニズム
皆様は、新しいことを知った時、新たに知らないことがでてくるという経験はないでしょうか?
例えば、探偵の業務ってどんなものかを調べた時、
尾行や張り込みという業務を知ったとします。
次に、尾行や張り込みってどうやってするのか、尾行は徒歩のみなのかなど、
様々な疑問が出てくると思います。
これは、ある知識を知れば、それに関連する今まで認識していなかったものが知らない知識として認識されるからです。
つまり、様々なことを知れば知るほど、同時に知らない知識もドンドン増えていくということです。
この知らないことがドンドン増えていくという現象が、
勉強すればするほど不安がドンドン募ってしまうメカニズムです。
不安を感じず、後回し癖を打開する方法
勉強すればするほど不安になるのであれば、勉強せずにすぐ起業すればよいのです!!
といえば、簡単です。
しかし、これはこれで、起業の不安は取り除かれていないのではないかと思います。
というよりも、さすがにこれでは無謀だと思います。
私は、最低限の勉強は、絶対に必要だと思います。
では、何が最低限なのか?
まず、自分が起業する業務の内容については、当然勉強が必要です。
これは、理由を記載する必要のないぐらいです。
これに加えて、私は法律の知識が必要だと考えています。
理由は、法律に違反すると、業務停止の罰則があり、さらには逮捕される可能性があるからです。
業務停止や逮捕等されると、その時点で業務が行えず、
最悪の場合には廃業に追い込まれます。
そのため、法律に違反しない程度の勉強は、必要です。
反対に、これさえ勉強できていれば、まず起業しても問題ありません。
起業してから、会社を運用していく上で必要な勉強を行えばいいです。
私も調査会社を設立した際、まず探偵学校の体験入学で業務に必要な知識と技術を学びました。
その後、探偵業法の勉強をして、違反にならないギリギリの線を学び、
すぐに会社を設立しました。
とりあえず、逮捕されなければ、オッケー!といった感じでした。笑
法律に違反しない程度の勉強を行い、すぐに起業する。
これが、起業の不安を取り除く方法だと考えます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。